小説

失意のどん底を救ったのは、オカマと坊主「もはや僕は人間じゃない」

人生に「別れ」は付き物、長く生きればその分だけ、数々の別れを経験してるものですよね。

死別もあれば、転居、退職、価値観が変わって疎遠になってしまう友もいます。

そして、なんと言っても切ない別れは、失恋ですよね。

かつて、好意を持ち、相手に好かれたいと必死に願い、愛し合うようになり、沢山の思い出を抱えた相手との別れは、お互いの気持ちが離れた上でも、なんとも言えない

やるせなさ」に襲われますよね・・。

今回は、前作「死にたい夜にかぎって」で最愛の彼女・アスカから、別れを告げられ、失恋の痛手から立ち直ることのできない作者、爪 切男(つめ きりお)さんが、自分を持ち直し、再び立ち上がるまでのエピソードを書いた、

自伝小説第二弾「もはや僕は人間じゃない」をご紹介したいと思います。

ただでさえ、辛い失恋なのに、自分には未練があって、まだ愛する彼女は、新しい恋人とラブラブ・・・(しかも、二人は近所に同棲しているというorz・・・_:(´`」 ∠):)

夢も中途半端なまま、新たに踏み出すことができない爪さんの魂はいかにして救われたのか!?

もはや僕は人間じゃない
爪 切男 作

あらすじ

・6年間、同棲をして、二人で病や借金、幾多の喧嘩や困難を笑い合って乗り越えてきたアスカとの別れは、爪さんの心に暗い影を落としてました。

・拠り所なく、中野の街を放浪する日々を続けていた爪さんは、ある日社長に連れられるまま入った新宿二丁目のゲイバーで、トリケラと名乗る巨漢のオカマさんと運命的な出会いを果たします。

・出会ってすぐに、トリケラさんの、嘘のない言動や包容力に惹かれた爪さんは、いつしかトリケラさんに心を開き、拠り所にしていくのでした。

・そんなトリケラさんに、お寺に通うことを薦められた爪さんは、通い始めた由緒あるお寺で、優しく人の道を諭してくれる住職と出会います。

・ところが、この住職さんは、いい説法を説く傍ら、物凄いパチンコ依存症で、すぐに爪さんとパチンコ友達になるのでした・・・。

ちょっとどこかが、ぶっ壊れてしまったような人たちとの、優しく、下品で、くだらなくも崇高な日々が、爪さんの心を少しずつ癒して行き、爪さんの心に踏み出す勇気が生まれるのでした。

自分語りと感想

まさか、2作目は「死にたい夜にかぎって」の後日談とは思ってませんでした・・。

爪さんにとっては、こうして自分の作品を世に出すことができた、ターニングポイントともなる、お二人のことをどうしても書きたかったかなあ・・・と思いました。

でも、内容は「為になる前向きな発想」の数々なんかじゃなく、爪さん節全開の下ネタと日常のくだらない、お遊びの数々に満ちていて、結構笑えました。

こういった楽しい事を共有できる人たちとの時間が自分の大切なモノを作っていくんだ、という感覚よくわかります。

私も、もちろん失恋したことがあり、その時は辛さを噛み締めていたものですが・・・

正直、爪さんほど廃人みたいな感じには至った事なく・・・

私の感情がそれほどではなかったのか、爪さんの愛情が深かったゆえなのか、、、

何にしても、爪さんのお二人と出会うまでの傷の癒し方(ユニクロで服を畳みまくる・・etc )何ともトリッキーで失礼ながら、笑ってしまいました・・・😅

あと、、爪さんの作品を読むと、男の人って、どんな状態でも自慰行為ができるのだなあ~と、一種の尊敬を覚えます。。。

爪さんだけなのか・・・それとも男性全般に言えるのかは、わかりませんが、かなりオナニーを大事に、モチベーションとして生きてるのが、よくわかりました😅

まとめ

前作「死にたい夜にかぎって」のその後の話、大失恋によって、廃人のようになった作者が、どのような経緯を経て立ち直ったのかを語った小説「僕はもはや人間じゃない」を紹介させていただきました。

  1. 性別や立場を超えて、自分をさらけ出せる人との出会いがいかに大切か。
  2. 日常のくだらない日々を噛み締めて生きる。
  3. 自分が自分でいられることを大切にする。

そんな、当たり前のようでいて、忘れがちな事を、皮肉を聞かせた文章数々の下ネタエピソードで綴られた作品です。

個人的には、爪さんが同世代なので、
「オンリーユーを歌っていた時の内田有紀のショート」とかが、わかりみが深く、親近感を覚えます。😃

気になった方は是非ご一読を。。。下からも購入できます。↓



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